
2019年9月のプロポーズの際、婚約指輪としてCartier(カルティエ)の 1895 ソリテールリング をプレゼントしてもらいました。
正統派だからこそのシンプルさが美しく、毎日身に着けていても「綺麗だな」と感じさせてくれるデザインにとても満足しています。
本記事が、これからエンゲージメントリング選びをする方の参考になれば嬉しいです。
Cartier 1895 ソリテールリング とは
世界で120年以上愛されているコレクション
フランス・パリで創業し、王室御用達ジュエラーとして世界で確かな地位を築いてきたカルティエ。
そんな老舗宝石商で1895年より長きにわたって愛されてきたコレクションの一つが、1895 ソリテールリング です。
ソリテールとはフランス語で、台座に1粒の宝石が据えられたスタイルのリングのことを指します。
1895 ソリテールリング はたくさんある
一言に 1895 ソリテールリング といっても、調べてみるとその見た目は実に様々。
中心の宝石の種類だけでダイヤ以外にルビー、エメラルド、サファイアがあるほか、そのカットもバリエーション豊富です。さらに地金の素材、アームにあしらわれたメレダイヤの有無によってもデザインが異なります。
その中で最もオーソドックスであり、「カルティエのソリテールリング」と言われて誰もが頭に思い描くのは、金属のアームに一粒の丸いダイヤモンドが輝くデザインではないでしょうか。
どんな方におすすめ?
指輪探しに際して「シンプル」「クラシカル」「大人っぽい」「気品がある」といったキーワードを思い浮かべている方や、そんな雰囲気をまとっている方にとてもおすすめ。
また、職場にも婚約指輪をつけて行きたい方、長時間身に着けていたい方もチェック必須のリングです。
1895 ソリテールリングの素敵なところ
ここでは、1895 ソリテールリング のコレクションの中でも一番の王道といえる、
・ラウンドブリリアントカットの一粒ダイヤモンド
・メレダイヤなし
のデザインのリングについて、その魅力をご紹介します。
上品で落ち着きのあるデザイン

ソリティアタイプのリングの魅力はなんといってもそのシンプルさです。
幅広い年代の女性が違和感なく身に着けられます。
どのようなデザインのアクセサリーとも相性がいいため、結婚指輪との重ね付けを楽しむことができることもメリットの一つです。
しかしシンプルだからといって、1895 ソリテールリング を一本でつけた時に寂しく感じるなどということはありません。
ほどよく厚みのあるアームは、その幅がリング全体でほぼ一定になっており、落ち着きや重厚感を保っています。華奢でもなく野暮ったくもないこの絶妙なバランスが、120年もの間高い人気を得ている所以だと思います。
さらに、一粒ダイヤモンド以外に装飾の宝石がないことはもちろん、アーム部分や台座のデザインにも無駄がなく洗練されています。毎日眺めていてもうっとりするような上品さです。
抜群のつけ心地

1895 ソリテールリング のアームの内側は平たくなっています。一方で外側は角が取られて丸みを帯びた形状。断面がかまぼこのようなフォルム、と表現するとイメージしやすいでしょうか。
カルティエの店員さんが仰るには、フラットな面は薬指になじむように、丸みのある面は中指・小指に触れた時ストレスがないように設計されているとのこと。
なるほど、このつけ心地の素晴らしさは納得です。これまで一度も指輪をつけたことのなかった私ですが、初めて指を通したときから違和感を持ったことはありません。この記事を書いている今も快適そのものです。
計算された機能性

ソリティアタイプのリングは服などに引っかかりやすいのでは、と不安に思われる方も多いかもしれません。そんな心配はご無用です。
1895 ソリテールリング のアームは、ダイヤが付いて出っ張っている部分に向かって緩やかに盛り上がるような形をしています。横から見ると富士山のよう。ダイヤだけが飛び出ることなく、リング全体がなだらかな曲線を描いて膨らんでいるため、何かに引っかけるようなことはありません。
また、ダイヤを台座に固定している立て爪は、1895 ソリテールリング の場合4つです。6つの立て爪でダイヤを留めたソリティアリングも多いですが、立て爪の数が少ないほど、引っかかりにくさも増すと思います。
さいごに
カルティエの 1895 ソリテールリング は、
・すっきりつけたいけど繊細なデザインは似合わない
・シンプルが好みだけど質素になるのはイヤ
・長時間つけていられる心地よさが大切
という方にぜひつけてみて欲しいリングです。
同世代の友人からは「その指輪かわいいね」、親世代からも「シンプルで素敵」と褒められ、ますます愛着が湧いています。
一生の記念になる婚約指輪、あなたも素敵な一本に出会えますように。